信州おやまぼくち蕎麦 八方味人
長野県北信地方に伝わる伝統的なお蕎麦「オヤマボクチ蕎麦」。ヤマゴボウの葉の繊維(オヤマボクチ)をつなぎに使用することで生まれる、独特の強いコシと喉越しが特徴のお蕎麦です。
今回は、長野市南県町にある「信州おやまぼくち蕎麦 八方味人(はっぽうびじん)」さんへ、夜の懇親会を兼ねて伺ってきました。店頭には「新そば」の案内も出ており、入店前から期待が高まります。

■ 木の温もりを感じる清潔な店内と、今回のメニュー
店内は木目を基調とした明るく清潔感のある空間で、落ち着いた雰囲気のテーブル席が並んでいます。ゆったりと食事を楽しめる居心地の良い空間です。

席に着くと、まずは温かいお茶が運ばれてきてほっと一息。

実は今回、数ヶ月ほど前に予約を入れた際は「宴会コース」をお願いしていたのですが、1ヶ月前に人数の確定連絡をしたところ、現在はメニュー体系が変わり「御膳」のみの提供になったとのことでした。当初はコース料理を想定していたので少し残念ではありましたが、今回はお店おすすめの「蕎麦御膳(2,500円)」をいただくことにしました。
通常の御膳は一式まとめて提供されるスタイルのようですが、今回は食事会だったためか、最初に小鉢類、その後に揚げたての天ぷら、最後に茹でたてのお蕎麦と、順番に運ばれてくるコース仕立てのようなスタイルで提供していただけました。温かいものを温かいうちに食べられるのは嬉しい配慮ですね。
■ マルエフで乾杯!お通しと彩り豊かな「蕎麦御膳」の小鉢類
まずは「アサヒ生ビール マルエフ」で乾杯です!きめ細かい泡とまろやかな味わいが、仕事の疲れを癒やしてくれます。

ビールと一緒に出てきたお通しは、きんぴら風の小鉢です。最初のビールのお供にぴったりでした。

続いて、蕎麦御膳の小鉢類が黒いお盆に乗って登場しました。お盆の上には、玉子焼き、きのこと大根おろしの小鉢、お稲荷さん、ひじきの煮物、甘露煮、お漬物が彩りよく並んでいます。少しずついろいろな種類をつまめるのは魅力的ですね。

ふんわりとした玉子焼きや、さっぱりといただけるきのこおろし、優しい味付けのひじきの煮物など、どれも奇をてらわない素朴で家庭的な味わいです。しっかりとお腹にたまるお稲荷さんもついており、お食事のセットとしてバランスの良い定番のラインナップといった印象でした。
■ お酒に合わせて一品料理を追加注文!
お酒も進んできたところで、もう少しおつまみを楽しもうと単品メニューから追加注文をお願いしました。この日は人気のためかあいにく品切れになってしまっているメニューもいくつかありましたが、注文できた「長芋の唐揚げ」「いたわさ」「そばがき」の3品をいただきました。
まずは「長芋の唐揚げ」。

衣はサクッと香ばしく、中は長芋ならではのホクホク・シャキッとした食感が残っていて、とても美味しかったです!お酒のおつまみにも相性抜群で、もう一皿追加しようかと思ったのですが、ちょうどこれが最後の1人前だったようで、間に合ってラッキーでした。
続いて、お蕎麦屋さんの定番おつまみである「いたわさ(板わさ)」。

紅白のかまぼこにわさびが添えられた、シンプルで安心感のある一皿です。お酒の合間の箸休めとしてつまむのにちょうど良いですね。
■ カラッと揚がった天ぷらと、風味豊かな「そばがき」
続いて、蕎麦御膳の「天ぷら盛り合わせ」が揚げたてで運ばれてきました。立派な海老をはじめ、かぼちゃ、ししとう、えのき、パプリカなど、見た目にも華やかな盛り合わせです。

さらに、追加注文していた「そばがき」も登場しました。

こちらのそばがきは、蕎麦の粒感がしっかりと残った、少し荒々しさのある表情がとても特徴的です。一口食べると蕎麦の力強い香りと素朴な食感がダイレクトに伝わり、わさびを少し乗せていただくとお酒がますます進みます。
御膳の天ぷらは、卓上に用意されているピンク色の岩塩でいただくスタイルでした。

個人的にはお蕎麦屋さんの出汁が効いた「天つゆ」で食べるのも好きなので、天つゆも選べるとさらに嬉しいなと思いましたが、どのお野菜も海老も油切れよくカラッと見事に揚がっており、岩塩が素材の甘みを引き立てていてとても美味しかったです!
■ 日本酒と「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」、そして真打ち・オヤマボクチ蕎麦!
美味しい天ぷらとそばがきに合わせて、お酒はビールから日本酒へ。さらに、お蕎麦屋さんならではの楽しみである「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」も注文しました。

とろみのある白濁した蕎麦湯で割られた焼酎は、蕎麦の香ばしい風味がふわっと広がり、じんわりと体に染み渡る美味しさです。
そして食事会の締めくくりに、いよいよ主役である「オヤマボクチ蕎麦」の登場です!


ざるの上に盛られたツヤのあるお蕎麦は、見るからにみずみずしく、エッジが立っています。一口すすってみると、オヤマボクチをつなぎに使ったお蕎麦ならではの「適度な弾力」とコシがあり、噛むほどに新そばの豊かな香りが鼻を抜けていきます。ツルッとした喉越しも心地よく、やはり看板メニューのお蕎麦は期待以上の美味しさでした。
食後の蕎麦湯もポタージュのように濃厚で、つゆの旨味を最後までしっかりと堪能することができました。
■ まとめ:お蕎麦と天ぷらの美味しさが光る一軒!
今回「信州おやまぼくち蕎麦 八方味人」さんで夜の食事会を楽しませていただき、メインである「オヤマボクチ蕎麦」の心地よい弾力や、カラッと揚がった「天ぷら」のクオリティの高さが特に印象に残りました。濃厚な蕎麦湯や蕎麦焼酎の蕎麦湯割りも、蕎麦好きにはたまらない美味しさです。
今回は夜の宴席としての利用だったため、欲を言えばお酒に合う一品料理(蕎麦前)のバリエーションや在庫がもう少し充実してくると、夜の飲み会でもさらに使いやすくなりそうだと感じました。
ランチやディナーで、美味しいオヤマボクチ蕎麦や揚げたての天ぷらをゆっくりと味わいたい時に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
場所
営業時間:
ランチ10:30〜15:00(14:30ラストオーダー)
ディナー17:00〜20:00(19:30ラストオーダー)
定休日:不明
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:080-7512-1225
住所:長野県長野市南長野南県町1099−3
駐車場:あり

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