I’m waiting
皆様、ふと「美味しいコーヒーと甘いもので頭をリセットしたい」と思うことはありませんか? 私はあります。それも、頻繁に(笑)。
今日は、私が休日に何度となく足を運んでいる、長野駅前のお気に入りスポットをご紹介します。
長野駅前のオアシス「I’m waiting」
場所は長野駅からほど近く、八十二銀行本店(長野市岡田)のちょうど目の前。 深いグリーンのタイル張りの外観が目印のカフェ、「I’m waiting」さんです。
駅周辺の喧騒から少し離れたこのエリアは、落ち着いた時間が流れていてとても心地よいんです。 ガラス張りの店内には柔らかな陽光が差し込み、シンプルながらも洗練されたインテリアが並びます。ここで外の通りを眺めながらぼーっとする時間が、私にとっての「至福のリセット時間」です。
私が愛してやまない「ツンデレ」なカヌレ
さて、今回のお目当てはこれです。 最近、ここに来るとこればかり食べている気がします。
カヌレ(380円)
写真をご覧ください。この美しい焦げ茶色の焼き色。 ここのカヌレ、何がすごいかというと、その「食感のコントラスト」です。
職業柄、どうしても食べ物の「固さ」や「食感」には敏感になってしまうのですが(笑)、ここのカヌレの外側は「とてつもなく固い」です。もちろん、歯が欠けるような固さではありませんのでご安心を。「カリッ!」と小気味よい音が響くほど、しっかりと焼き込まれています。
しかし、その堅牢な「鎧」の中には、驚くべき世界が待っています。
中身は真逆。 もっちり、モチモチ、しっとり。
外側の香ばしいカリカリ感と、内側のプリンのような優しい口溶け。この「緩急」がたまりません。 口の中で広がるバニラとラム酒の香り。噛みしめるたびに、カリッ、モチッ、カリッ、モチッ…。 このリズムが癖になってしまい、気づけば一つペロリと平らげてしまいます。
カヌレに合わせる「アラン・ミリア」の葡萄ジュース
普段はコーヒーを合わせることが多いですが、今回はちょっと贅沢にこちらをオーダーしました。
葡萄ジュース(赤) 800円
「ジュースに800円?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。 ボトルを見てピンときた方もいらっしゃるかもしれません。これはフランスの高級ジュースブランド「alain milliat(アラン・ミリア)」のカベルネ種を使った葡萄ジュースです。
ワイン用の葡萄であるカベルネ・ソーヴィニヨンをそのまま搾ったような、濃厚な紫色。 一口飲むと、いわゆる「甘いぶどうジュース」とは一線を画す味わいに驚かされます。
甘さは控えめで、葡萄の皮ごと感じるような深いコクと酸味、そして芳醇な香り。まるでノンアルコールの赤ワインを飲んでいるかのような重厚感があります。
これが、甘く香ばしいカヌレと相性抜群なんです。 カヌレの甘さを、葡萄の酸味とタンニンがスッと切ってくれる。 まさに「大人のためのペアリング」です。
まとめ:長野市で「本物」のカフェタイムを
気軽にふらっと立ち寄れるお店でありながら、提供されるものは本格派。 「I’m waiting」は、そんなギャップが魅力のカフェです。
忙しい毎日の隙間に、カリカリのカヌレと濃厚な葡萄ジュースで、ちょっと贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
場所
営業時間:
月〜木 9:00〜22:00
金土 9:00〜23:00
日祝 9:00〜18:00
定休日:不明
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:026-262-1525
住所:長野県長野市中御所218−15
駐車場:なし
YouTube
You Tubeのチャンネル登録もお願いします。