依和 -EIWA-
みなさん、こんにちは。 美味しいものを求めて長野市内を探索するのが日課になりつつある今日この頃ですが、今回はとっておきの「隠れ家」を見つけてしまいました。
場所は長野市西和田。 普段は静かな住宅街の中に、ひっそりと佇む一軒のお寿司屋さんがあります。 その名も「依和 -EIWA-」。
完全予約制で、ディナーは一斉スタートというスタイル。 「こんな住宅街に、本格的なお寿司屋さんが?」と驚かれる方も多いはず。 今回は、期待の新店でいただいた「おまかせディナーコース」の全貌を、たっぷりの写真とともにご紹介します。

西和田の住宅街に灯る、洗練された和の空間
お店に到着すると、モダンでありながら温かみのある和の設えが出迎えてくれます。 暖簾をくぐり店内へ入ると、そこには美しいカウンター席が。 これから始まる特別な時間を予感させてくれる、凛とした空気が漂います。
こちらのお店のディナーは、金曜日〜月曜日の限定営業。 19:00一斉スタートの完全予約制です。
メニューは潔く「おまかせディナー(8,800円・税込)」一本勝負。 旬のを使った握りはもちろん、趣向を凝らした小鉢や焼き物など、約18品で構成されるフルコースです。
この日はカウンター席に座り、大将の手仕事を目の前で楽しみながらの夕食となりました。
信州の銘酒とビールで乾杯
まずは喉を潤しましょう。 ドリンクメニューにも長野へのこだわりが感じられます。

選んだのは「安曇野 穂高ビール ヴァイツェン」。 フルーティーで華やかな香りが、食事のスタートにぴったりです。
日本酒のラインナップも秀逸でした。 「おまかせ信州日本酒テイスティング(3種)」をお願いしたところ、出てきたのはこちらの銘酒たち。

真澄(MASUMI)
信州亀齢(きれい)
MIYASAKA
信州を代表するお酒を少しずつ飲み比べできるのは、日本酒好きにはたまりませんね。

手間を惜しまない「おつまみ」の数々
コースは握りだけでなく、お酒が進む逸品料理からスタートします。

【先付け:茶碗蒸し】 蓋を開けた瞬間、出汁の良い香りが。 具材がとにかく豪華で、白子、海老、ホタテの貝柱がごろっと入っています。中には舞茸とタケノコの食感も。 最初の一品から心を掴まれます。

【お造り】 まずは太刀魚(たちうお)の炙り。藻塩とすだちでシンプルにいただきます。脂が乗っていて香ばしい! もう一種は貝類(ミル貝かツブ貝だったかと思います)。コリコリとした食感と磯の香りが最高です。
いよいよ握りへ!こだわりの「赤シャリ」
さて、いよいよ握りの登場です。 「依和 -EIWA-」さんの特徴は、なんといっても「赤シャリ」を使っていること。 まろやかな酸味と旨味が、ネタの味を引き立てます。

【信州サーモン】 長野に来たらやはりこれ。しっとりと舌に絡みつくような食感です。

【マグロ(赤身)】 ここで驚きの工夫が。なんと中に辛子(からし)を入れたスタイル。 わさびとは違う、鼻に抜ける爽やかな辛味が赤身の鉄分と絶妙に合います。これは新しい発見!

【イカ】 イカそうめんのように細く包丁が入った握り。ゴマと塩、すだちでさっぱりと。 ねっとりとした甘みが際立ちます。
ここで焼き物が挟まれます。

【焼き物:銀鱈】 脂の乗った銀鱈は、口の中でほろりと崩れます。お酒が止まりません。
後半戦も驚きの連続
握りの中盤戦、光り物が登場です。

【アジ】 中には柚子胡椒が忍ばせてあります。 光り物特有の旨味を、柚子胡椒のピリッとした刺激が引き締めてくれます。


【中トロ】 丁寧に隠し包丁が入っており、口に入れた瞬間にとろけます。赤シャリとの相性が抜群。

【小鉢:ぶりしゃぶ】 中トロの余韻に浸っていると、ここで温かい一皿が。 脂の乗った寒ブリをサッと出汁にくぐらせた「ぶりしゃぶ」です。 レアな火入れ加減が絶妙で、口の中で脂が甘くとろけます。お寿司の合間にこういった一品が入ると嬉しいですね。

【甘エビ】 ぶりしゃぶに続いては甘エビの握り。 ねっとりとした濃厚な甘みが、赤シャリの酸味と絡み合います。この組み合わせはたまりません。

【季節の逸品:あん肝と奈良漬け】 これぞ「酒泥棒」な一皿。 濃厚なあん肝のクリーミーさと、奈良漬けのカリカリとした食感・塩気のコントラスト。 日本酒をおかわりせずにはいられません。

【留椀】 優しいお出汁のお味噌汁で一息ついた後は、ラストスパートへ。

【ホタテ】 お味噌汁の後、ここでなんとホタテの握りが登場。 肉厚で繊維が解けるような柔らかさ。噛むほどに貝本来の強い甘みが溢れ出します。丁寧な仕事が光る一貫です。

【炙り】イサキの炙りも登場。

【穴子】 ツメがかかった穴子には山椒を添えて。ふっくらとした身がたまりません。

【小丼】 一口サイズの可愛らしい丼には、イクラなどがたっぷりと。 ご飯はすべて土鍋ご飯を使用しているそうで、お米一粒一粒が立っています。

【巻物:トロたく巻き】 コースの締めくくりは、トロとたくあんの巻物。 海苔の香りと、トロの脂、たくあんの食感が三位一体となって押し寄せます。
まさかの「お蕎麦」とさっぱりデザート
お寿司屋さんですが、最後の締めくくりに出てきたのは…

【手打ちのお蕎麦】 これには驚きましたが、長野らしい粋な計らいですね。 コースの最後にするっと入る、喉越しの良いお蕎麦でした。

【デザート:豆腐のアイスクリーム】 乳製品・卵・生クリーム不使用という、体に優しいアイスクリーム。 お腹いっぱいお寿司を食べた後でも重たくなく、さっぱりと食事を終えることができました。
総評:若き大将と女将さんを応援したくなるお店
ぶりしゃぶ、甘エビ、ホタテといった人気のネタもしっかり盛り込まれた、全18品以上の怒涛のコース内容でした。 これだけのボリュームとクオリティで8,800円というのは、正直お値段以上の価値があると感じました。
カウンターの中に立つ大将と、接客を担当される女将さんはとてもお若く、初々しさが残ります。 もちろん、まだオープンしたてということもあり、スムーズにいかない場面も少しありましたが、それ以上に伝わってくるのが「一生懸命さ」と「直向き(ひたむき)さ」。
目の前で丁寧に仕事をされる姿を見ていると、「頑張ってほしいな」「また応援しに来たいな」という温かい気持ちになります。 この臨場感と応援したくなる雰囲気もまた、カウンター寿司の醍醐味かもしれません。
頻繁に通うには少し贅沢なお店ですが、自分へのご褒美や、大切な人との食事にまたぜひ訪れたいと思います。 長野市の寿司シーンに新しい風を吹き込む「依和 -EIWA-」、おすすめです!

場所
営業時間:
おまかせディナー: 金•土•日•月 午後7:00 一斉スタート 完全予約制
おまかせランチ: 日•月 午後12:00 一斉スタート 完全予約制
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:不明
住所:長野県長野市西和田2丁目4−20
駐車場:あり
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