長七
長野市も本格的な冬の寒さを感じる季節になってきましたね。 冬といえば、脂の乗った魚が美味しい季節。
今回は、長野駅から少し足を伸ばした場所にある「居酒屋割烹 長七（ちょうしち）」さんで宴席を行ってきました。
長七さんといえば、長野市でも知る人ぞ知る名店。 今回は奮発して、旬の「ぶりしゃぶ」をメインにした9,000円のコースをお願いしました。
これがもう、感動の連続だったので、その全貌をたっぷりとレポートしたいと思います！
落ち着いた個室と「お値段のない」メニュー表
お店の入り口にかかる暖簾をくぐると、そこはコンクリート打ちっぱなしの壁と和の設えが調和した大人の空間。今回はお座敷の個室に案内していただきました。
宴会のスタートでお酒を注文しようとメニュー表を開いたのですが……ここでまさかの事態が（汗）。
「ね、値段が書いてない……！！」
そう、長七さんのメニューには金額の記載がないんです。 「この日本酒、頼んで大丈夫かな？」「すごい高いやつだったらどうしよう…」と、内心ドキドキしながら注文することに（笑）。 （結果的には大丈夫でしたが、このスリルもまた割烹ならではの醍醐味でしょうか。）
ボリューム満点の前菜からスタート
まず運ばれてきたのは、もずく酢と茶碗蒸し。
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、どちらも量がかなり多めです（笑）。 上品なお店だと一口サイズなんてことも多いですが、長七さんは最初から胃袋を掴みにきます。もちろん味も絶品。出汁の効いた茶碗蒸しで、冷えた体がじんわり温まりました。
続いて登場したのは、明太子の上にホタテが乗った一皿。 プリッとしたホタテの甘みと、明太子のピリッとした辛味の相性が抜群です。これだけでお酒がグイグイ進んでしまいます。
メインの前にも主役級！豪華なお造り
そして宴席が盛り上がってきたところで、お刺身の盛り合わせが登場。 内容は、マグロ、貝、そしてここでも「ブリ」です。
後ほどの「ぶりしゃぶ」の前に、まずは生のブリをいただく贅沢。 口に入れた瞬間に広がる脂の甘み。「これは、メインの鍋も相当期待できるぞ……」と、参加者全員の期待値が爆上がりしました。 マグロや貝も鮮度抜群で、長野市にいながらこれだけ質の高い魚が食べられるのは幸せですね。
感動の体験！野菜を巻いて食べる「極上ぶりしゃぶ」
そしていよいよ、本日のメインイベント「ぶりしゃぶ」の登場です！
大皿に美しく並べられたブリの切り身。サシが入った美しいピンク色に目を奪われます。 長七さんのぶりしゃぶは、食べ方に少し特徴があります。
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まず、たっぷりの野菜をお鍋に浮かせる。
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ブリをサッと出汁にくぐらせてしゃぶしゃぶする。
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そのブリで、鍋の中の野菜をくるっと巻く！
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ポン酢タレにつけていただく。
この食べ方が、もう……感動的に美味しいんです！！
ブリの濃厚な脂が、野菜のシャキシャキ感とポン酢の酸味で程よく中和され、口の中で渾然一体となります。 「ぶりしゃぶって、こんなに美味しい料理だったのか！」と再発見させてくれる味わいです。
しゃぶしゃぶの加減はお好みですが、個人的なベストは「少しブリの色が変化したくらい（レア〜ミディアムレア）」。 完全に火を通すよりも、熱で脂が溶け出した瞬間を逃さずに食べるのが最高でした。もちろん、新鮮なのでサッと湯に通すだけでも絶品です。
〆まで完璧な幸福感
美味しい料理とお酒で会話も弾み、あっという間に鍋の具材は空っぽに。 最後は、ブリと野菜の旨味がたっぷり溶け出した出汁で作る「雑炊」です。
お腹はいっぱいのはずなのに、優しい味わいの雑炊は別腹。 最後の一粒まで美味しくいただきました。
まとめ：お値段以上の満足度
今回は9,000円のコースということで、決してお安い金額ではありませんでしたが、それ以上の価値を感じる素晴らしい夜でした。
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完全個室でゆったりできる空間
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ドキドキするけど美味しいお酒（笑）
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野菜を巻いて食べる絶品のぶりしゃぶ体験
自分へのご褒美や、大切な方との宴席には自信を持っておすすめできるお店です。 長野市で美味しい魚とお酒を楽しみたい方は、ぜひ「長七」さんへ足を運んでみてください。
（※メニューの価格にはご注意を！笑）
場所
営業時間：18時00分～22時00分
定休日：日曜
（営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。）
電話：026-224-7511
住所：長野県長野市南長野１４２３−１６
駐車場：不明
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