駅そば 榑木川 (くれきがわ) 長野駅東口店
「長野駅で一番うまい駅そばはどこだ?」
長野を訪れるたび、そんなことを考えてしまう蕎麦好きの皆さん、こんにちは!長野駅には魅力的な駅そば屋さんがいくつか軒を連ねていますが、今回は私的ナンバーワンに輝いたお店をご紹介します。
それは、長野駅東口1階にある「駅そば榑木川 (くれきがわ) 長野駅東口店」さんです!
松本に本店を構える本格手打ちそば専門店「榑木川」。その駅そば業態と侮るなかれ、伝統と革新が融合した一杯に、私はすっかり心を奪われてしまいました。今回は、その感動体験を余すところなくお伝えしたいと思います!アクセス数を増やしたいので、いつもより熱量高め、文字数多めでお届けします!
本格手打ちそば専門店のこだわりが生む、駅そばの常識を超える一杯
「榑木川」は、ただの駅そばではありません。なんといっても、母体は1991年設立の本格手打ちそば専門店「榑木野(くれきの)」。長野県産のそばを独自の配合でブレンドし、石臼挽きで挽きたてのそば粉を使用するというこだわりっぷり。練り・伸し・切りといった工程も熟練された職人の手によるものだそうです。そんな「榑木野」の伝統の味が、ここ長野駅で気軽に楽しめるのです。
お店の資料によると、「榑木野」という屋号には深い由来があるそうです。
榑木川とは古代梓川の本流。初代松本藩主石川氏が現在の梓川へ流路を変えたと伝承されています。江戸時代以降は上流の島々谷などから伐採された榑木と言われる屋根材や丸太を街へ運搬する水路で、榑木が頻繁に流れる古梓川は榑木川と呼ばれるようになりました。榑木は松本城や城下町の用材として使用され、榑木川は松本を発展させた母なる川として讃えられています。榑木の集積場は現在の榑木野本店所在地であり、今でもそば畑や野畑が広がったこの場所で自然の息吹を伝えたく、屋号を「榑木野」としました。信州の大自然で育った「そば」を職人が息を吹き込み、伝統の信州そばを生み、伝承していきます。
駅そばでありながら、こんなにも熱い想いと歴史が詰まっているのですね。期待に胸が膨らみます!
いざ実食!自家製チャーシュー肉そばとの出会い
お店の外観は、白地に「駅そば 榑木川」と書かれた看板が目印。雨の日でも安心して入れる佇まいです。 店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは食券機。 様々なメニューが並ぶ中(壁には写真付きのメニューもあり、八割そばの温かいそば、冷たいそば、かき揚げそば、山菜そばなどが並んでいます)、私が選んだのは「自家製チャーシューの肉そば」(600円)。そう、蕎麦にチャーシューという、ちょっと珍しい組み合わせです。
食券を購入し、コの字型のカウンター席へ。 椅子もちゃんと用意されているので、落ち着いて食事ができます。お店の方に食券を渡すと、驚くほどスピーディーに提供されました。駅そばならではの速さも健在です!
衝撃の連続!肉そばの概念が変わる美味しさ
目の前に現れたのは、丼の表面を覆い尽くさんばかりの自家製チャーシュー! 温かいお蕎麦の湯気と共に、食欲をそそる香りが立ち上ります。チャーシューの下には、もちろん主役のお蕎麦が隠れています。
まずは、噂のチャーシューを一枚パクリ。
「う、美味いっ!!」
思わず声が出そうになるほどの美味しさ。柔らかく煮込まれたチャーシューは、程よい脂身としっかりとした肉の旨みが凝縮されています。ラーメン屋さんのチャーシューにも引けを取らない、いや、むしろ専門店レベルのクオリティです。
「蕎麦にチャーシューってどうなの?」と、食べる前は少し心配していたのですが、そんな不安は一口で吹き飛びました。甘辛い蕎麦つゆと、このジューシーなチャーシューが、まさかこんなに合うなんて!むしろ、最高の組み合わせなのでは!?とさえ思えてきます。
そして、もちろん主役のお蕎麦も絶品。 さすがは本格手打ちそば専門店の駅そば。つるりとした喉越しと、しっかりとした蕎麦の風味が感じられます。何よりも、このお蕎麦を包み込むつゆが本当に美味しい! 出汁の香りが豊かで、深みのある味わいです。
テーブルには定番の七味も置かれていたので、パラリと一振り。ピリッとした辛味が加わることで、全体の味が引き締まり、これまた美味!どんどん箸が進みます。
魔法の粉!?「追い鰹パウダー」で旨みが大爆発!
夢中で食べ進めていると、テーブルの上に見慣れないボトルを発見。 白いボトルには「節香る100% 追い鰹パウダー」と書かれています。これは試してみるしかないでしょう!
おそるおそる蕎麦つゆに投入してみると…
「な、なんだこれはーーー!?」
一口すすると、先ほどまでのつゆとは別次元の旨みが口の中に広がります。鰹の豊かな風味がブワッと花開き、つゆの奥行きが何倍にも増したような感覚。これはまさに味のイリュージョン! 驚きの美味しさに、完全にノックアウトされました。
この「追い鰹パウダー」のおかげで、最後の一滴までつゆを飲み干してしまいました。いや、むしろ飲み干さずにはいられなかった、というのが正しい表現かもしれません。
結論:長野駅の駅そばは「榑木川」で決まり!(個人的見解)
というわけで、今回は長野駅東口1階にある「駅そば 榑木川 長野駅東口店」さんの「自家製チャーシューの肉そば」をご紹介しました。
伝統に裏打ちされた本格的な味わいと、チャーシューや追い鰹パウダーといった斬新な試み。その両方を見事に融合させた一杯は、まさに感動ものでした。
もちろん、食の好みは人それぞれ。「あそこの駅そばも美味しいよ!」というご意見もあるかと思います。しかし、私個人としては、長野駅の駅そばは「榑木川」さんがイチオシです!
長野駅を訪れた際には、ぜひこの感動を体験してみてください。そして、もし「自家製チャーシューの肉そば」を注文したなら、「追い鰹パウダー」をたっぷりかけるのをお忘れなく!きっと、あなたもヤミツキになるはずです。
場所
営業時間:8:00~19:30
定休日:不明
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話: 026-226-0133
住所:長野県長野市栗田1038−2 JR長野駅 1F
駐車場:不明
You Tube
You Tubeのチャンネル登録もお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓