二代目茶廊
長野市の夜、少しディープな大人の空気が漂う「西鶴賀(にしつるが)」エリア。 昭和の風情を残すこの街に、かつて多くのファンに愛された伝説の中華屋さんがありました。
その名は「茶廊(さろう)」。
一度は惜しまれつつその歴史に幕を下ろしましたが、なんと「かつての常連さん」がその味を引き継ぎ、「二代目 茶廊」として復活させたという、胸が熱くなるような名店です。
今回は、そんな素敵なストーリーを持つ西鶴賀のお店で、長野県民(特に北信・東信エリア)のソウルフードとも言える「あんかけ焼きそば」を堪能してきました。
深夜にすする熱々の餡かけ……。結論から言うと、常連さんの愛が詰まった一杯は最高でした。
哀愁漂う外観と、復活した「二代目」の灯り
お店の場所は、長野電鉄・権堂駅からほど近い西鶴賀エリア。 夜になると赤提灯や看板が灯り、独特のノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
その一角にあるのが「二代目 茶廊」です。 白地に力強く書かれた「二代目」の文字。そこには、先代の味に惚れ込んだ店主さんの、リスペクトと覚悟が込められているように感じます。
暖簾をくぐると、店内はカウンター席を中心とした落ち着く空間。
厨房では店主さんが腕を振るい、活気がありつつも、どこかホッとする「町中華」の空気が流れています。
メニューは王道中華がずらり!
席につき、まずはメニューをチェック。
餃子、ニラ玉、麻婆豆腐といった一品料理から、ラーメン、チャーハンなどのご飯物まで充実のラインナップ。 「とりあえす」の小皿料理があるのも、お酒好きにはたまりません。
今回の目当ては、長野の北信・東信エリアでは絶大な人気を誇るあのメニュー。 迷わず「あんかけ焼きそば(1,000円)」を注文しました。
いざ実食!熱々&とろとろの「あんかけ焼きそば」
注文してから中華鍋を振る心地よい音を聞きながら待つこと数分。 ついに待ちに待った一皿が登場しました。
見てください、この輝き! 麺の上には、たっぷりの野菜が入った熱々の餡がかかっています。
長野のあんかけ焼きそばといえば、時折「これ一人前?」と疑うようなデカ盛りのお店に遭遇することがありますが、ここ「二代目 茶廊」さんのボリュームは「ちょうどよい量」。
お酒を飲んだ後の「〆(シメ)」としても食べきれるサイズ感が嬉しいですね。もちろん、女性の方でも美味しく完食できる量だと思います。
こだわりの「塩ベース」餡と、香ばしい麺のハーモニー
さっそく一口いただきます。
美味い……!!
餡は醤油ではなく「塩ベース」。 塩味だからこそ、野菜の甘みや具材の旨味がダイレクトに感じられます。とろとろの餡が麺にしっかりと絡みつき、口の中いっぱいに旨味が広がります。
そして特筆すべきは「麺」です。
熱々の餡の下に隠れている麺は、ところどころに「お焦げ」がついています。 香ばしくカリッとした食感と、蒸されたモチモチの食感が混在していて、食べる場所によって違う表情を見せてくれるのが楽しい!
「酢からし」不要!?完成された味わい
あんかけ焼きそばといえば、途中でお酢とからしを混ぜた「酢からし」をかけて味変するのが定番のお店も多いですよね。 しかし、こちらのお店では酢からしは付いてきません。お皿の端に「練りからし」が添えられているのみ。
最初は「お酢ないのかな?」と思いましたが、食べてみて納得。
このままで十分すぎるほど美味しいんです。
旨味たっぷりの塩餡は、味変をする必要がないほど完成されたバランス。「かつて食べていたあの味」を今の店主さんが大切に守っていることが伝わってくるようです。 もちろん、添えられたからしを少しつければ、ピリッとしたアクセントが加わり、これまた食欲を増進させます。
まとめ:西鶴賀の夜は「二代目 茶廊」で決まり
美味しいあんかけ焼きそばにお腹も心も満たされ、大満足の夜となりました。
伝説のお店の味を常連さんが引き継ぐ。 そんな映画のようなストーリーに想いを馳せながらいただくと、味わいもひとしおです。
実はこちらのお店、2階には宴会スペースもあるそうです。 今回は一人でふらりと立ち寄りましたが、次回は友人を誘って2階で宴会をやってみたいなと画策しています。
長野市で夜遅くに美味しい中華が食べたくなったら、ぜひ西鶴賀の「二代目 茶廊」へ足を運んでみてください。 懐かしくも新しい、極上の一皿が待っていますよ。
場所
営業時間:
18時00分~3時00分
日曜日14時00分~20時00分
定休日:月
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:070-6480-8840
住所:長野県長野市鶴賀西鶴賀町1488−10
駐車場:なし
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