かつ蔵 (かつぞう)
こんにちは！ 美味しいものを求めて長野市内を探索するのが日課の私です。
寒い季節になると、無性に食べたくなる食材ってありませんか？ そう、「牡蠣（カキ）」です！
今回は、長野市で絶品のカキフライが食べられるお店をご紹介します。 お邪魔したのは、長野市柳町の交差点近くにある「かつ蔵（かつぞう）」さんです。
とんかつ専門店の本気！冬限定の誘惑
「かつ蔵」さんといえば、言わずと知れたとんかつの名店。 以前こちらでいただいたとんかつも、サックサクの衣とジューシーなお肉が記憶に残る美味しさでした。全国各地の銘柄豚（ブランド豚）を取り扱っているお店なので、豚肉好きにはたまらない聖地のような場所です。
「今日こそは、またあの美味しいとんかつを…！」 と思って入店したのですが、メニューを見た瞬間に私の心は激しく揺さぶられました。
『冬季限定 広島県廿日市市直送 地御前牡蠣 カキフライ定食』
この「限定」という言葉と「広島産」の文字…。 とんかつのプロが揚げるカキフライなんて、美味しいに決まっているじゃないですか。 豚肉へのこだわりが強いお店なら、きっと海鮮の目利きも間違いないはず。
というわけで、今回は欲望のままに「カキフライ定食（5個入り 1,830円）」をオーダーしました！
圧巻のビジュアル！殻付き演出に心躍る
しばらくして運ばれてきた定食を見て、思わず「おぉ…！」と声が漏れてしまいました。
見てください、このビジュアル！ なんと、牡蠣の殻に乗せられて登場です。こういう演出、テンション上がりますよね。 きつね色に美しく揚がった大ぶりのカキフライが5つ、堂々と鎮座しています。
実食！口の中で弾ける海のミルク
まずは王道、タルタルソースをたっぷりつけていただきます。
箸で持ち上げるとずっしりと重みを感じます。 一口かじると…
「サクッ！……ジュワァァァ……」
衣の軽快な音とともに、中から濃厚な牡蠣の旨味が洪水のように溢れ出してきました！ 熱々の牡蠣のエキスが口いっぱいに広がり、まさに至福の瞬間。 臭みなんて全くなく、あるのは濃厚なコクと甘みだけ。これは美味しい！！
続いては、卓上のソースでいただいてみます。 こちらのソース、とんかつ屋さん特有のこだわりを感じる少し甘めの味付けなのですが、これがまたカキフライに合う！ タルタルのまろやかさも最高ですが、ソースの酸味と甘味が牡蠣の塩気と混ざり合うのもまた一興。
さらに、添えられたレモンをキュッと絞れば、爽やかな香りがプラスされて、何個でも食べられそうな軽やかさに。 「タルタル」「ソース」「レモン」、どの食べ方も正解すぎて、5個あっても足りないくらいです（笑）
脇役なんて言わせない！定食としての完成度
そして、「かつ蔵」さんの凄いところは、メイン以外への手抜きのなさです。
私が声を大にして言いたいのは、「ご飯がとにかく美味しい」ということ。 定食において、ご飯は命です。 ふっくらと炊き上げられた白米は、艶やかで甘みがあり、カキフライの濃厚な味をしっかりと受け止めてくれます。ご飯が美味しい定食屋さんは、間違いなく名店です。
さらにキャベツの千切り。 ここにとんかつ専門店の技術が光っています。 極薄にスライスされたキャベツは、ふわっふわの食感。 荒っぽい千切りだと口の中がモソモソしますが、ここのキャベツはいくらでも食べられる優しさです。
お味噌汁には大きな油揚げが入っていて、食べ応え十分。 出汁がしっかり効いていて、揚げ物を食べた後の口の中をホッと落ち着かせてくれます。
まとめ：冬の間に一度は行くべき！
クオリティの高い良質な牡蠣そのもののポテンシャルはもちろん、揚げ具合、ソース、そしてご飯や味噌汁に至るまで、すべてにおいて妥協のない素晴らしい定食でした。
とんかつ屋さんなのでもちろん豚肉も最高ですが、この時期だけは浮気してでもカキフライを食べる価値があります！
「かつ蔵」さんのカキフライは冬季限定ですので、牡蠣好きの方はぜひシーズンが終わる前に足を運んでみてください。 私も冬が終わる前にもう一回行っちゃうかも…（笑）
ごちそうさまでした！
場所
営業時間：
11時～14時30分（14時LO）、17時～21時（20時30分LO）、土・日曜、祝日11時～15時（14時30分LO）、17時～21時（20時30分LO）
定休日：火曜、月曜夜（ほか不定休あり）
（営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。）
電話：026-217-5750
住所：長野県長野市柳町２０２８−１
駐車場：あり
You Tube
You Tubeのチャンネル登録もお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓