RAMEN LILY
長野市の権堂エリア近く、鶴賀緑町。 ここに、ラーメン好きなら一度は訪れておきたい、洗練されたお店があります。
その名は「RAMEN LILY(ラーメンリリィ)」。
コンクリート打ちっぱなし風のモダンな外観に、スタイリッシュなロゴが目印。 実は私、ここのラーメンのファンでして、これまでも何度か足を運んでいます。今回は「あの一杯」を求めて再訪してきました。
お店はカウンター席のみの構成で、まるでBarのようなオシャレな雰囲気。女性一人でも入りやすく、店主さんの丁寧な仕事ぶりを間近で見られる特等席でもあります。
【今回の目当ては「限定麺」】
券売機に向かうと、レギュラーメニューの「塩らぁ麺」や「塩つけ麺」も非常に魅力的なのですが……今回私の心を掴んで離さなかったのがこちら。
限定『氷見産煮干しラーメン【塩】』(1,080円)
以前食べたときから構成を変え、「花鰹(はなかつお)」を追加したとの情報が。 RAMEN LILYさんはレギュラーメニューが美味しいのはもちろんですが、こういった限定メニューへの探究心も素晴らしく、ついついリピートしてしまうんですよね。
【実食!優しくも奥深い煮干しの世界】
運ばれてきた丼からは、ふわりと上品な魚介の香りが立ち上ります。 透き通った黄金色のスープに、美しく盛られた具材。見た目からも丁寧な仕事が伝わってきます。
■ スープ まずはスープを一口。 ……ああ、染みる。
「ガツン!」と来る荒々しい煮干しではなく、「優しく包み込まれる」という表現がしっくりくる味わいです。 今回のスープは、氷見産の煮干しをベースに、羅臼昆布、椎茸、そして新たに追加された花鰹を重ねているとのこと。 乾物たちの旨味が幾重にも重なり、クリアなのにとてつもなく奥深い。塩味の角もなく、素材の甘みと旨味が口いっぱいに広がります。
■ 麺 合わせる麺は、名門・菅野製麺の細ストレート麺。 低加水のいわゆる「パツパツ」とした食感が特徴です。 この歯切れの良い麺が、繊細な煮干しスープをしっかりと持ち上げてくれます。啜るたびに小麦の香りとスープの香りが鼻に抜け、箸が止まりません。
■ トッピング トッピング一つひとつにもこだわりを感じます。 特に印象的だったのがチャーシュー。 表面が軽く炙られており、香ばしさがプラスされています。脂身の甘みと炙りの香ばしさが、淡麗なスープに良いアクセントを加えています。
そして、海苔にも注目。 一般的な板海苔ではなく、「ばらのり」が使われています。これがスープに溶け出すと、より一層磯の香りが強まり、「氷見の海」を連想させるような演出に。このセンス、さすがです。
【サイドメニューも必見】 今回は私はラーメンのみでしたが、一緒に訪れた方が注文していた「葱塩鶏焼きご飯」がとてつもなく美味しそうでした。 ふっくらとしたご飯の上に、香ばしく焼かれた鶏肉とたっぷりのネギ塩ダレ。 ラーメンのスープと一緒に食べたら絶対に美味しいやつです……。次回の宿題決定です。
【まとめ:丁寧な仕事に感動する一杯】 RAMEN LILYさんのラーメンは、何を食べてもハズレがありません。 その根底にあるのは、店主さんの「丁寧な仕事」だと思います。 素材の扱い、盛り付け、味の構成、すべてにおいて好感が持てる素晴らしいお店です。
煮干し好きの方、そして「本当に美味しい塩ラーメン」を探している方は、ぜひ長野市のRAMEN LILYへ足を運んでみてください。 今回いただいた限定麺はもちろん、レギュラーメニューも絶品ですよ。
大満足のランチでした。ごちそうさまでした!
場所
営業時間:
11時00分~14時30分
17時00分~20時00分
定休日:月曜
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:不明
住所:長野県長野市鶴賀緑町2212−21 日之出ビル 1F
駐車場:なし
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