cafe&bar something else
長野市で「今日のランチはどうしようかな?」と街を歩いていた日のこと。大通りから少し入った路地裏で、ふとランチの看板が目に留まりました。
お店の名前は「cafe&bar something else」。 正直に言うと、入口は少し分かりにくく、「ここに本当にお店があるの?」と一瞬ためらってしまうような、まさに”隠れ家”という言葉がぴったりの佇まいです。しかし、この看板が私の好奇心を強く刺激しました。勇気を出して、奥へと続く通路を進んでみることに。
扉の向こうは昭和へタイムスリップ!漫画とレコードの壁に圧巻
店内に足を踏み入れて、私は思わず息をのみました。そこに広がっていたのは、私が想像していた”カフェ”のイメージを遥かに超える光景だったからです。
壁という壁が、天井まで届きそうな本棚で埋め尽くされ、そこにはびっしりと漫画が並んでいるのです。その数、なんと6,000冊以上!しかも、懐かしい昭和のオリジナル作品が中心とのこと。まるで、長年の夢だった自分だけの秘密基地に迷い込んだような、不思議な高揚感に包まれました。
さらに、店内には漫画だけでなく、膨大な数のレコードも。
洋楽から邦楽まで、その数4,400枚以上というから驚きです。ピンク・フロイド、キング・クリムゾンといったロックの名盤から、松田聖子さんや中森明菜さんといった昭和アイドルのジャケットがずらりと並び、音楽好きにはたまらない空間が広がっていました。
店内は落ち着いた雰囲気のテーブル席と、夜にはバーカウンターとして賑わうであろうカウンター席があります。棚に並ぶお酒のボトルを眺めていると、夜のムーディーな雰囲気も容易に想像できますね。
お得すぎる!具沢山トーストの絶品ランチセット
この日の私は、表の看板で気になっていたランチを注文。日替わりブランチセットは「トーストセット(750円)」と「スパゲッティセット(800円)」があり、どちらもドリンクとサラダが付いてくるというお得な内容です。
今回は「トーストセット」を、ドリンクはアイスティーでお願いしました。
しばらくして運ばれてきたのがこちらです。
見てください、このボリューム! トーストは、こんがりと焼かれたパンの上に、たまご、ベーコン、トマト、そしてとろーりチーズがたっぷり乗ったオープンサンド風。
3つにカットされているので、とても食べやすいのが嬉しいポイントです。一口頬張ると、様々な具材の旨みとチーズのコクが口いっぱいに広がります。見た目以上に食べ応えがあり、大満足の一皿でした。
セットのサラダも、シャキシャキの新鮮野菜にさっぱりとしたドレッシングがかかっていて、良い箸休めになります。
正直なところ、「最高級の味!」というわけではないかもしれません。しかし、このノスタルジックな空間で、好きな漫画やレコードに囲まれながらいただくランチは、格別な美味しさがありました。この雰囲気とボリュームで750円は、驚くべきコストパフォーマンスです。
昼は漫画カフェ、夜はリスニングバー。楽しみ方は無限大!
お店のコンセプトは「昭和の漫画と音楽が楽しめるcafe&bar」。 昼間は、なんと1,000円(ドリンク1杯付き)で、11時から17時まで時間無制限で漫画が読み放題になるそうです(18歳未満は700円でドリンク2杯付き!)。
そして夜は、レコードの音楽に耳を傾けながらお酒を楽しめるリスニングバーに変身。聴きたい音楽をリクエストしたり、自分でレコードを持ち込んでかけてもらうことも可能だとか。
さらに、提供されるコーヒーは、長野市の人気店『borders coffee』による自家焙煎豆を使用したオリジナルブレンド。一杯ずつ丁寧にネルドリップで淹れてくれるというこだわりようです。
漫画好き、音楽好きはもちろんのこと、「一人でゆっくりと時間を過ごしたい」「いつもと違う非日常的な空間で癒されたい」という方に、心からおすすめしたいお店です。
長野市の片隅で見つけた、素敵な秘密基地「cafe&bar something else」。 懐かしい漫画と音楽に包まれて、あなただけの特別な時間を過ごしに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。今度は私も、夜のバータイムにゆっくりお邪魔してみたいと思います。
場所
営業時間:
【火曜日~土曜日】
昼の時間:11時~17時30分(ラストオーダー17時)
夜の時間:19時~23時(ラストオーダー22時30分)
【日曜日】
昼の時間:10時~18時(ラストオーダー17時30分)
夜の時間:休業
定休日:月曜日
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:080-4890-1890
住所:長野県長野市鶴賀緑町2212−12 アルファプラス 1階
駐車場:不明
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