【2025年版】餃子の聖地・宇都宮へ!駅近の名店4軒を巡る、究極の餃子食べ比べレポート

餃子の聖地・宇都宮へ!

数年ぶりに、あの「餃子の聖地」宇都宮へ足を運んできました。

かつて「餃子といえば宇都宮」という絶対的なイメージがありましたが、近年では静岡県浜松市や宮崎県宮崎市といった強力なライバルが登場。餃子消費量日本一を巡る「三つ巴」の戦いは、毎年ニュースを賑わせていますね。

しかし、そんな状況でも「餃子の街」としての宇都宮のブランド力は健在。駅に降り立った瞬間から、街の至る所で「餃子」の文字が目に飛び込んできます。

今回の目的はただ一つ、「宇都宮餃子の『今』を味わい尽くすこと」

宇都宮駅周辺に狙いを定め、それぞれに個性輝く4つの名店をハシゴしてきました。老舗の味から革新的な餃子まで、私の胃袋と心を鷲掴みにした一部始終を、撮りたての写真と共にお届けします!

今回訪れたのは、こちらの4店舗です。

  1. 味噌と餃子の青源 パセオ店
  2. 宇都宮みんみん ホテルメッツ店
  3. 典満餃子
  4. 餃子といえば芭莉龍(バリロン)

1. 味噌と餃子の青源 パセオ店:老舗味噌蔵が仕掛ける、絶品「ネギ味噌餃子」

まず一軒目に選んだのは、創業1625年という驚きの歴史を誇る味噌蔵「青源」が手掛ける「味噌と餃子の青源」。400年の歴史を持つ老舗が餃子?と、期待に胸が膨らみます。

注文したのは、看板メニューの「青源のネギ味噌餃子」。テーブルに運ばれてきた瞬間、餃子を覆い尽くすネギの量に圧倒されます!

餃子の上にかかっているのは、特製の味噌だれ。ただの味噌ではありません。梅酢や柚子の風味が加えられており、味噌のコクと深みがありながら、後味は驚くほどさっぱり。この絶妙なバランスが、シャキシャキのネギとジューシーな餃子の餡と一体となり、口の中で最高のハーモニーを奏でます。

これはもう、ハイボールが止まりません!キリッと冷えたハイボールで流し込むと、味噌だれの旨味がリセットされ、また次の一口が欲しくなる…まさに無限ループ。

箸休めに頼んだ「バリ旨キャベツ」も、味噌オイルラー油が効いていて、これまた絶品。一軒目から大満足のスタートを切りました。

2. 宇都宮みんみん ホテルメッツ店:これぞ王道!安心と信頼の「教科書的」餃子

続いて向かったのは、宇都宮餃子を語る上で絶対に外せない「宇都宮みんみん」。私が20〜30年前に宇都宮で餃子を食べたのも、この「みんみん」でした。今回は駅直結のホテルメッツ店へ。

ここでは原点に立ち返り、「焼餃子」と「水餃子」を注文。お供には、ちょっと贅沢に「山崎ハイボール」をセレクト。

見てください、この完璧な焼き色!パリッと焼かれた薄皮の底面と、もちっとした食感の上部のコントラスト。一口噛むと、野菜の甘みと豚肉の旨味がじゅわっと溢れ出します。これぞ「ザ・宇都宮餃子」。奇をてらわない、基本に忠実な美味しさがここにあります。まさに餃子の教科書。

水餃子は、つるんとした喉越しがたまりません。餃子そのものの味をシンプルに楽しめます。お好みでラー油やお酢を垂らしたタレにつけて。焼餃子とはまた違った魅力があり、これもまた外せませんね。

久しぶりに食べた「みんみん」の餃子は、昔と変わらない「間違いない美味しさ」。多くの人に愛され続ける理由がよく分かります。

3. 典満餃子:道55年の老舗が提案する、新しい食べ方の発見!

3軒目は、この道55年というベテランの風格漂う「典満餃子」。国産素材にこだわり、毎日でも食べられる飽きのこない餃子を追求しているお店です。

ここでは、色々な味を少しずつ楽しめる「餃子3点ハーフセット」を注文。焼餃子、ねぎまみれ揚げ餃子、水餃子が3個ずつに、なんと「つつみ菜」まで付いてくるお得なセットです。

このお店の面白い提案が、「つつみ菜」で餃子を巻いて食べるスタイル。サンチュと大葉の二重包みで焼餃子を巻き、特製の味噌ダレをつけていただきます。

これが、驚くほど美味しい!焼餃子の香ばしさとジューシーさに、サンチュの瑞々しさと大葉の爽やかな香りが加わり、一気にさっぱりとした料理に変化します。野菜のおかげで罪悪感も薄れ、いくらでも食べられてしまいそう。

マヨネーズとネギがたっぷりかかった「ねぎまみれ揚げ餃子」は、ジャンキーな見た目に反して意外とあっさり。そして、スープ自体にしっかり味が付いている「水餃子」は、そのままで絶品。このスープがまた、優しくて深い味わいなんです。

一皿で様々な食べ方や味を楽しめる、エンターテイメント性に富んだお店でした。

4. 餃子といえば芭莉龍(バリロン):衝撃の出会い!これが餃子の最前線か!

さて、餃子ツアーもいよいよ大詰め。最後に訪れたのは、宇都宮駅ビル直結の「餃子といえば芭莉龍(バリロン)」。到着するとすでに行列ができており、その人気ぶりがうかがえます。

メニューを見ると、これまでの3店とは一線を画す、斬新な名前の餃子がずらり。悩んだ末に、「麻辣焼餃子」「パクチー焼餃子」、そして「柚子と生姜の水餃子」を注文しました。

そして、これが今回の旅で最大の衝撃でした。 特に「パクチー焼餃子」。餃子の上に、これでもかというほど山盛りのパクチーと、エスニックな特製ソース。餃子とパクチー?合うのか…?と半信半疑で口に運んだ瞬間、脳天を打ち抜かれました。

「…うまいっ!!」

パクチーの独特の香りとソースの酸味、そして餃子の旨味が見事に融合。これはもはや餃子というカテゴリを超えた、新しい料理です。感動、という言葉しか見つかりません。

ピリリと痺れる辛さがクセになる「麻辣焼餃子」や、柚子の香りが口いっぱいに広がる爽やかな「柚子と生姜の水餃子」も、どれも独創的でレベルが高い。伝統を守りつつも、新しい餃子の可能性を追求する姿勢に、完全にノックアウトされました。

まとめ:宇都宮餃子の奥深さを知った日

今回の宇都宮餃子食べ比べツアー、結果として個人的No.1は「餃子といえば芭莉龍」のパクチー焼餃子でした!あの衝撃と感動は、しばらく忘れられそうにありません。

しかし、今回巡った4店は、それぞれに全く違う魅力がありました。

  • 青源:味噌という和の伝統と餃子の融合。
  • みんみん:誰もが納得する、安心安定の王道の味。
  • 典満餃子:食べ方のアレンジで広がる餃子の楽しみ。
  • 芭莉龍:餃子の概念を覆す、革新と創造性。

宇都宮餃子は、決して一つのイメージに留まらない、非常に奥深く、多様性に満ちた食文化なのだと改めて実感しました。

宇都宮には、まだまだ無数の餃子店がひしめき合っています。今回の旅で、私の餃子探求心には、さらに火がついてしまいました。近いうちに必ず再訪し、次なる未知の餃子との出会いを求めたいと思います。

皆さんも、宇都宮を訪れる際は、ぜひ色々な店の餃子を食べ比べて、自分だけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

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