珈琲アウラ
長野市の東鶴賀町、閑静な住宅街に佇む一軒の古民家カフェ「珈琲 アウラ」。
昼間には、その温かい雰囲気と美味しいコーヒーを求めて何度も足を運んだことのある、私のお気に入りの場所です。
しかし、夜に訪れるのは今回が初めて。「夜はどんな顔を見せてくれるんだろう?」そんな期待を胸に、しっとりとした夜の帳が下りた「アウラ」の扉を開けてみました。
昼の顔とは違う、大人の隠れ家のような空間
夜の闇に、温かい光が浮かび上がる「アウラ」の外観。昼間の明るい印象とは一変し、まるで秘密の隠れ家へといざなわれるような、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
スポットライトに照らされた真鍮の看板が、これから始まる特別な時間への期待感を高めてくれます。
店内へ足を踏み入れると、木の温もりと間接照明が織りなす、上質でムーディーな空間が広がっていました。テーブルにはキャンドルが灯され、ゆらめく炎が心地よい影を作り出しています。
昼間のにぎやかさとは対照的に、静かでゆったりとした時間が流れており、まさに「大人のための空間」といった趣。一人で物思いにふけるのにも、大切な人と語り合うのにも最適な雰囲気です。
夜だからこそ味わいたい、充実のアルコールメニュー
席に着き、メニューを開きます。
昼間と同じようにコーヒーやスイーツなどのカフェメニューも注文できるのが、このお店の嬉しいところ。しかし、やはり夜のお目当てはアルコールメニューです。
「夜喫茶」と題されたメニューには、こだわりのクラフトジンやカクテル、日本酒、焼酎などがずらり。想像以上に充実したラインナップに、どれを選ぼうか心が躍ります。
信州のクラフトジン「YAMATOUMI」をソーダ割りで
最近、個人的にジンにハマっている私は、メニューの中でも特に気になった「信濃町 YAMATOUMI」を注文することに。
信濃町 YAMATOUMI ハーブやその季節ごとの素材と向き合い、その時々に生み出される酒は色や形が様々。そんなジャジーな作り手の姿勢がとてもかっこいいです。今回のパッチは香りの広がりが格別です。 1130円
この魅力的な紹介文を読んだら、頼まずにはいられません。今回はさっぱりといただきたかったので、ソーダ割りでお願いしました。
おつまみには、「熟成生ハムとチーズの盛り合わせ」(950円)をチョイス。こちらのお店ではお通しなどはないようなので、軽くつまみたい時にぴったりの一皿です。
自然の恵みを感じる一杯と、至福のおつまみ
しばらくして、美しい佇まいのジンソーダが運ばれてきました。
グラスに鼻を近づけると、ハーブやボタニカルの爽やかで複雑な香りがふわりと立ち上ります。一口飲むと、シュワっとした炭酸の心地よさとともに、森の中にいるかのような清々しい風味が口いっぱいに広がりました。メニューの言葉通り、香りの広がりが格別です。
「なんだか自然に返ったかのような飲み心地だな…」
そんなことを感じさせてくれる、深く、そして優しい味わい。日々の喧騒を忘れさせてくれる、特別な一杯です。
そして、絶妙なタイミングで運ばれてきた「熟成生ハムとチーズの盛り合わせ」。
しっとりとした生ハムの塩気と旨味、そして数種類のチーズが持つそれぞれの個性豊かな味わいが、爽やかなジンの風味と驚くほど良く合います。これはお酒がどんどん進んでしまう、最高の組み合わせですね。
まとめ:長野の夜を豊かにする、とっておきの場所
今回は一杯だけでお店を後にしましたが、すっかり夜の「アウラ」の虜になってしまいました。
昼間のにぎやかなカフェの顔も素敵ですが、静かに自分と向き合ったり、誰かと語り合ったりできる夜のバーとしての顔も、また格別の魅力があります。
メニューには気になる日本酒の飲み比べや焼酎もあり、次に来た時は何を頼もうかと今から楽しみでなりません。
長野市で素敵な夜を過ごしたい時、美味しいお酒としっとりとした時間を楽しみたい時。珈琲アウラは、そんな願いを叶えてくれる、とっておきの場所です。夜カフェとして、バーとして、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
場所
営業時間:
喫茶10:00-18:00
ランチ11:30-14:00 7月頃〜
夜喫茶18:00-23:00金土日
定休日:木曜
(※営業時間や定休日等は変更される場合があるため、訪問前に公式情報をご確認ください。)
電話:不明
住所:長野県長野市東鶴賀町25−2
駐車場:あり
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