べんがる
先日、長野市にある老舗カレー店「べんがる」さんでランチをいただいてきました。数年前に一度訪れて以来、久しぶりの再訪です。閑静な住宅街にひっそりと佇むお店は、まるで隠れ家のような雰囲気。一歩足を踏み入れると、そこはまるで時が止まったかのような、昔懐かしい洋食屋さんの空間が広がっていました。
メインはカレーですが、メニューにはハンバーグやビーフシチューといった、食欲をそそる洋食メニューも並んでいます。この日は無性にカレーが食べたかったので、カレーメニューをじっくりと吟味。お得なセットメニューにも惹かれましたが、今回はアラカルトで「エビフライカレー」（1600円）を注文しました。ちなみに、店頭のメニューでは1500円と記憶していたのですが、店内のメニューでは1600円。少し値上がりしたようですね。
絶妙な酸味が食欲をそそるコールスロー
まず運ばれてきたのは、コールスローサラダ。シャキシャキとしたキャベツに、程よい酸味の効いたドレッシングが絶妙に絡み合います。この酸味が、濃厚なカレーの合間にいただくと、口の中をさっぱりとリフレッシュしてくれ、良いアクセントになるんです。
主役登場！圧巻のエビフライカレー
そして、いよいよメインのエビフライカレーが運ばれてきました。カレーとライスは別々に提供されるスタイル。カレーのルーの海には、堂々たる姿のエビフライが3本も鎮座しています！
早速エビフライを一口。サクサクの衣の下には、プリップリでしっかりとした身の海老が顔を出します。「あ、これはちゃんとした海老だ！」と、食べた瞬間にわかる美味しさです。衣と身のバランスも良く、カレーとの相性を考え抜かれた仕上がりだと感じました。
カレーのルーは、じっくりと煮込まれたことがわかる、どこか懐かしさを感じる欧風カレー。口に入れると、野菜や果物から溶け出したような優しい甘みがふわりと広がります。辛さはほとんど感じられず、まさに「甘口」という表現がぴったりの、まろやかでコク深い味わいです。この甘みがエビフライの風味を邪魔することなく、むしろその美味しさを引き立てています。ライスとの相性も抜群で、スプーンを持つ手が止まりません。
古き良き洋食屋さんの魅力
店内は、ウッド調でまとめられた落ち着いた雰囲気。赤いテーブルクロスが、レトロな可愛らしさを演出しています。窓から差し込む柔らかな光も心地よく、ゆったりとした時間が流れていました。
メニューを見ると、カレーの種類も豊富で、ビーフ、ポーク、チキンといった定番から、カツカレーやハンバーグカレーといったボリューム満点のメニューまで揃っています。これなら、何度訪れても新しい味に出会えそうですね。
「べんがる」さんのような昔ながらの洋食屋さんは、今では貴重な存在です。丁寧に作られた料理と、温かいおもてなし。そこには、チェーン店では味わえない魅力が詰まっています。これからも末永く、この場所で美味しいカレーを提供し続けてほしいと心から願っています。
長野市を訪れた際には、ぜひ「べんがる」さんで、懐かしくて美味しいカレーを味わってみてはいかがでしょうか。きっと、心もお腹も満たされる素敵な体験ができるはずです。
場所
営業時間：
11時30分～14時00分
17時00分～20時30分
定休日：火曜、水曜
（営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。）
電話：
住所：長野県長野市吉田２丁目３６−１３ プチレストランべんがる
駐車場：あり（店頭）
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