らぁ麺 トイロ
「朝からラーメンなんて、ちょっと重いかな…?」
そう思っている長野県のラーメン好きのあなたにこそ、ぜひ知ってほしいお店があります。
今回ご紹介するのは、雄大な北アルプスの麓、安曇野市に佇む「らぁ麺 トイロ」。なんと、朝7時から営業しており、県内ではまだ数少ない「朝ラーメン(朝ラー)」文化を体験できる、非常に貴重なお店なんです。
「一日の始まりを、最高に美味しいラーメンで迎えたい!」そんな願いを叶えるべく、期待に胸を膨らませてお店へ向かいました。
朝日に照らされる人気店。早朝から賑わう店内
お店に到着したのは、まだ空気がひんやりとしている早朝。白を基調とした清潔感のある外観が、朝日に照らされて輝いて見えます。
お店のドアを開けると、すでに何人かのお客さんがラーメンをすすっていました。平日の朝にもかかわらず、この賑わい。長野県ではまだ馴染みの薄い「朝ラー」ですが、その需要が確実にあるのだと肌で感じ、期待がますます高まります。
入口の貼り紙を見ると、「一人で営業中」とのこと。店主さんが一人で切り盛りされているようです。さらに「朝ラーは…30杯ほどの提供となります」との手書きの案内が。この限定感も、また心をくすぐりますね。
券売機で選ぶ、一日の活力。「朝ラー専用ボタン」を発見!
店内に入ってすぐの券売機で食券を購入します。
メニューを見ると、「醤油らぁ麺」「塩タンタン麺」など、魅力的なレギュラーメニューが並んでいます。朝の時間帯でも、これらの通常メニューを注文できるようでした。
しかし、私の目的はただ一つ。券売機の左下にある、特別なオーラを放つ**「朝ラー専用ボタン」**です。価格は750円。迷わずこのボタンをプッシュしました。
ちなみに、「朝ラー」は醤油・塩・背脂塩の3種類から選べるとのこと。今回は、王道の「醤油」をセレクト。店主さんに食券を渡し、カウンター席でその時を待ちます。
これぞ朝ラーの真髄!シンプルながら奥深い、珠玉の一杯
店主さんの無駄のない丁寧な仕事ぶりを眺めていると、さほど待つことなく、お待ちかねの「朝ラー(醤油)」が運ばれてきました。
目の前に置かれた瞬間、ふわりと立ち上る芳醇な醤油の香り。これはたまりません…!
透き通った美しい醤油色のスープに、丁寧に盛り付けられたトッピング。しっとりとしたチャーシュー、極太のメンマ、そして中央にはシャキシャキの刻みネギとカイワレ、ちょこんと乗ったナルトが彩りを添えています。脇に添えられた大きな海苔も、磯の香りで食欲をそそります。
「ああ、これは絶対に美味しい…」と確信しながら、まずはスープを一口。
…うまいっ!
最初に感じるのは、鶏ガラと魚介系でしょうか、幾重にも重なった出汁の力強い旨味の波。ガツンとくるパンチがありながら、余計な油分や塩味のカドは一切感じません。その波はすっと引いていくようなキレの良さがあり、後味は驚くほどスッキリ。朝の胃に優しく染み渡る、まさに“朝のためのスープ”です。
続いて、主役の麺をいただきます。
麺は、スープがよく絡む細めのストレート麺。ツルツルっとした喉越しが心地よく、噛みしめると小麦本来の豊かな風味と甘みが口の中に広がります。この麺が、奥深いスープの旨味を余すところなく持ち上げてくれるのです。
トッピングも一つ一つが主役級。低温調理されたであろうチャーシューは、しっとり柔らかく肉の旨味が凝縮されています。極太のメンマは、コリコリとした食感が楽しく、箸休めにぴったり。
夢中で麺をすすり、スープを飲み干し、あっという間に完食。
まとめ:一日を最高の気分でスタートできる場所
「らぁ麺 トイロ」の朝ラーは、朝から食べることを全く躊躇させない、むしろ「朝だからこそ食べたい」と思わせてくれる、完成された一杯でした。
しっかりとした満足感がありながら、食後は不思議と体が軽く、爽やかな気分に。これは、一日を元気にスタートするための、最高のエネルギーチャージかもしれません。
長野県ではまだまだ珍しい「朝ラー」文化。その魅力を存分に味わえる「らぁ麺 トイロ」は、ラーメン好きならずとも、一度は訪れる価値のある名店です。
安曇野の澄んだ空気の中で味わう極上の一杯で、あなたも最高の一日をスタートさせてみてはいかがでしょうか?
場所
営業時間:
7時00分~10時00分
11時30分~15時30分
定休日: (水)(木)臨時休業あり
(営業時間は変更になる可能性もあるのでお店に問い合わせてください。)
電話:0263-82-5452
住所:長野県安曇野市穂高北穂高2320−11
駐車場:あり
You Tube
You Tubeのチャンネル登録もお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓